メタルキャストに挑戦


文・写真 どてやす  (2002.7)

メタルキャストの手順を紹介します。自己流なのでおかしな事をしているかも知れませんが、参考にしてぜひとも挑戦してください。



材料

まずは、これだけ揃えよう。

1.シリコーンゴム
  東急ハンズ、ホビーショップで購入。1kg 2,500〜3,000円、レジン用

2.坩堝(るつぼ)
  東急ハンズ名古屋駅店で500円くらいで購入

3.メタル
  東急ハンズで購入。アンチモニー合金390g 500円、スズ合金290g 1,000円

4.ホワイトメタルのセット
  某ホビーショップで購入。70g 1,000円、離型剤の粉末付き


東急ハンズは店毎に品揃えが違うので、名古屋駅店以外に置いてあるかどうか解りません。ホワイトメタルのセットに離型剤の粉末が付いているので、ぜひとも入手してください。




装備品の複製

キャタピラの複製はもう済んでいるので、装備品の複製を行います。
タイガーIの部品を取り寄せ、ディテールアップパーツとして用います。
スクラッチビルドするたびに数千円の出費は堪えるのでめぼしい部品は複製しちゃいます。
ボッシュライトに豆球を仕込むと、プラスチックでは光が透過して見っとも無いので、メタルに複製して使います。
シャックルも無くしそうなので複製します。
プラ板にプラ棒を立ててその上に原型を接着します。
これに、プラ板で箱組みした筒で囲って、シリコンを流し込むことになります。




キャタピラの複製

複雑なキャタピラも同じ方法でやりました。以前は原型を粘土に半分埋めて半分づつ型取りしていましたが、最近は一度に型取りしています。(時間が半分の12時間で出来るので大助かりです。)
空気抜き穴は、実際にメタルを流し込んでみて、流れ難いところ(空気の溜まるところ)に1mmピンバイスで穴を(斜め上向きに)開けてやります。
上の画像のシリコン型は、解りやすいように空気の抜け穴に真鍮線を通しています。1mm位の細い穴だと流し込んだメタルがすぐに冷えて固まるのでほとんど流れこみません。もし1mm穴にメタルが流れ込むようなら温度の上げすぎです。




注型

固まったシリコン型にカッターで、深さ1cmくらいの切込みをぐるっと一周入れて、手で引きちぎり分割します。
次に、離型剤の粉をシリコン型の表面にまぶします。(これをしないと、メタルの表面に小さな気泡が残りでこぼこになってしまいます。この粉にはシリコンの表面張力を抑える効果が有るようです。効果は持続するので、最初の1回だけ粉をまぶせばOKです。)
ボッシュライトは薄肉でメタルが全体に周りにくそうなので、融点の低いスズ合金(スズ合金の融点200度、アンチモニ合金は220度)を強火で熱して型に注ぎ込みました。案の定メタルが型全体に流れこまないので、ピンバイスで空気の逃がし穴を開けたり、注ぎ口を広くしたり、少し高い位置からメタルを注ぎ込むようにして、全体に流れ込むよう出来ました。(それでも上手くいかないときは、もっと融点の低い合金を探すつもりでした。)




戻る